吉本興業が大阪に芸人の養成学校NSC(ニュースタークリエーションの略)が1982年に設立されました。
これまで数多くの芸人・タレント・漫才師も輩出されました。
最近は東京や沖縄にも学校ができ、女性タレントコースやスタッフ養成の学校など多岐にわたり講座が開かれています。
開校から30年近く経過し、NSCの1期生もベテランとして活躍しています。
ここでは大阪NSC1期生の卒業生を紹介します。
ダウンタウン(松本人志・浜田雅功)
誰もが知っている1期生のスターといえば浜田雅功・松本人志のコンビ、ダウンタウンです。
島田紳助もデビュー直後から絶賛している実力でぐんぐんと頭角を現しデビュー当初から活躍しました。
心斎橋筋2丁目劇場では初期にトップとして君臨し、ブームを巻き起こします。
当時同じく2丁目劇場で行われていた生放送「4時ですよーだ」は今も伝説的番組といて語られています。
2丁目劇場をはじめ、吉本の若手の劇場については「吉本の若手専用の劇場を振り返る」でも紹介しています。
ハイヒール
女性漫才師として、そして関西のテレビ界ではメインを張る存在としてハイヒール(リンゴ・モモコ)がいます。
知性を発揮するリンゴと暮らしについて厳しい視点を持つモモコの2人です。
特に通販番組「真夜中市場」での辛辣な発言や、リンゴはフジテレビ「ノンストップ」をはじめ全国ネットのワイドショーでも活躍しています。
関西で活躍する女芸人については、「関西を拠点にする女芸人たち」でも紹介しています。
トミーズ
ダウンタウン・ハイヒールとともに1期生をけん引してきたのがトミーズ(雅・健)です。
赤井秀和と同学年で同じく元ボクサーである雅を活かしたボクシングコントで有名になりました。
最近は定番の漫才スタイルでなんばグランド花月などで活躍しています。
なんばグランド花月については、「なんばグランド花月の劇場案内」で紹介しています。
内場勝則
吉本新喜劇でおぼっちゃん役などで活躍しているのが内場勝則さんです。
かつては座長を務め新喜劇の進行を回していましたが、座長から退かれて、他の舞台でも活躍しています。
吉本新喜劇を楽しめる関西の劇場については、「吉本新喜劇の観ることのできる関西の劇場」にて紹介しています。
気になる方はチェックしてみてください。
前田政二(銀次・政二)
「オレたちひょうきん族」の「何人トリオ」の1人として村上ショージさんとMr.オクレさんと出演していたのが前田政二さんです。
NSC1期生の時代には、「銀次・政二」という漫才師で活躍されていました。
現在は放送作家として活躍していて、「ノーブランド」という自伝的内容の小説も出版されています。
放送作家に加えて、現在はNSCで講師も務めています。
おかけんた
「ええ声」「ドナルドダックの声まね」でおなじみのおかけんたさんもNSC1期生の1人です。
相方のゆうたさんは吉本新喜劇で活躍された岡八郎さんのお弟子さんです。
なんばグランド花月(NGK)・よしもと漫才劇場などで活躍しています。
よしもと漫才劇場(難波)については、「よしもと漫才劇場(大阪難波)の劇場案内」にて紹介しています。
また、大阪城公園にできた森ノ宮よしもと漫才劇場についても、「よしもと森ノ宮漫才劇場(SSホール・大阪城)の劇場案内」にて紹介しています。
大阪NSC1期生一覧
その他の芸人さんも含めて、所属して活躍した芸人さんも紹介します。
- ダウンタウン(松本人志・浜田雅功)
- ハイヒール(リンゴ・モモコ)
- トミーズ(雅・健)
- 内場勝則(吉本新喜劇)
- レイコ(ピンクダック)
- 岡田和幸(ミモファルス→チャンバラJr.)
- 浜根隆(吉本新喜劇、浜根・杉本)
- 杉本美樹(吉本新喜劇、浜根・杉本)
- 山田幸信(現・俳優)
- ダービー原
大阪や東京で活躍するNSC1期生は多い
開校から30年近く経過しているNSCですが、大阪のNSC1期生はいまだに第一線で活躍しています。
毎年のように誕生するNSC卒業生の同期のエピソードや、上下関係などを気にしながらお笑いを楽しむと違った一面も見えてきます。
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