喜楽館は、新開地一丁目商店街の中に2018年にできた365日落語を楽しめる寄せになります。
ここでは、神戸新開地・喜楽館の
- チケットの入手方法
- 座席の様子
- 昼席や元気寄席などの公演のスケジュールの確認方法
などを紹介していきます。
喜楽館とは?
兵庫県・神戸市に2018年夏にオープンする落語の定席(寄席)が「喜楽館」です。
名誉館長として六代・桂文枝(桂三枝)が就任し、「喜楽館」の命名は公募であったが文枝の愛人が命名者に選定されたと噂されている。
1978年まであった「聚楽館(しゅうらくかん)」というエンターテイメントの場を再興しようという目的で、落語の定席の設立を目指し計画された。
喜楽館へのアクセス
喜楽館へのアクセスで一番近いのは、神戸高速鉄道の新開地駅から東改札3番出口を出て新開地一丁目商店街に上がっていきます。
そのまま直進すると、左手側に「喜楽館」の看板や香盤表が見えてきますので、そちらを目印にして進んでください。
手前に「情熱ホルモン」という焼肉屋さんがありますので、そちらを目安にしても良いと思います。
神戸市営地下鉄の湊川公園駅からの場合は、逆方向となりますので、商店街を進み右手側に出てきます。
喜楽館の最寄り駅・地図
- 神戸高速鉄道・阪神電鉄・阪急電鉄・山陽電車・神戸電鉄「新開地駅」東改札3番出口から徒歩2分
- 神戸市営地下鉄・湊川公園駅、神戸電鉄・湊川駅より徒歩5分
- JR神戸駅より徒歩13分
喜楽館のスケジュールや主な公演内容
つづいて、喜楽館のスケジュールの確認方法と主な公演の内容についてです。
喜楽館の公演については「喜楽館公式ページの公演情報」が一番分かりやすくなっています。
それぞれの日の朝席・昼席・夜席に分かれて表示されていますので、確認してみてください。
ここからは主な公演内容について紹介していきます。
昼席(内容や料金など)
昼席は、喜楽館のメインとなる公演です。
- 13時30分開場
- 14時00分開演
- 16:00終了予定
の約2時間の公演となっています。
出演者は、前座さんプラス6人の落語家、1組の色物(漫才・マジック・歌謡など)となっています。
時間構成としては、
開演時間までに前座さんの開演前の一席
- 前半は、落語家2名といろもの1組(漫才・マジック・太神楽・歌謡など)
- 10分から15分の休憩(中入り)をはさみ
- 後半、3名の落語家さん
という構成になっています。
昼席の料金は、前売りと当日で異なります。
前売り料金は、
- 一般 2,300円(65歳以上も同料金)
- 大学生・高校生・障がい者は、2,000円(要証明書)
- 小・中学生は、1,500円(要証明書)
となっています。
当日料金は、
- 一般 2,800円
- 65歳以上は、2,300円
- 大学生・高校生・障がい者は、2,000円(要証明書)
- 小・中学生は、1,500円(要証明書)
で指定席の販売となっています(特別公演は料金異なります)
当日だと500円高くなってしまいますので、日程が決まっている場合は前売りなどを活用してください。
当日しか買えないという人で年に何回も通うという人にはタニマチ制度などを利用するとお得に入場もできます。(タニマチ制度については下で紹介します)
朝席
朝席は、基本的には土日に開催される興行です。(イレギュラーで平日開催もあり)
- 落語家さんの主催による独演会や勉強会
- 隔週で4人の落語家による興行「土曜の朝席」が開催されています。
料金は、独演会や勉強会の場合は、公園によって異なります。
- 開場時間は、9時30分
- 開演時間は、10時00分
- 公演時間は、1時間30分程度となっています(公演によって異なる)
土曜の朝席は隔週開催の寄席
土曜の朝席は、上方落語界の次世代を担う若手4名による落語会です。
毎月隔週土曜日に開催されています。
「土曜の朝席」の料金は、
- 前売 1,500円
- 当日 2,000円
となっています。
こちらも当日料金が500円プラスとなりますので、日程や観たい人が決まっている場合には事前に前売りなどでチケット確保をしておいた方が良いです。
夜席
夜席は落語家さんの主催に落語会やユニット落語会、勉強会などが日替わりで開催されています。
開演時間は、18時30分という開演時間が多いですが
公演内容によって、前後30分から1時間変更となる場合もあります。
夜席に行く場合は、開演時間はしっかりとチェックしてください。
料金も公園によって異なります、前売3,000円/当日3,500円が料金設定としては多いです。
料金についても、行きたい公演の情報をチェックする必要があります。
また、金曜日の夜には「元気寄席」が開催される場合があります。
元気寄席については下で紹介します。
金曜夜席には元気寄席の開催も
不定期ですが、金曜日の夜には「元気寄席」と銘打って、4人の落語家による公演が行われています。
- 開場時間は、18:00
- 開演時間は、18:30
- 公演時間は、60分から90分程度となっています。
元気寄せの料金は、
- 前売 1,500円
- 当日 1,800円
で指定席になっています。
喜楽館のチケットの入手方法は?
喜楽館のチケット入手方法は、3つあります。
- 喜楽館の窓口で購入する
- セブンイレブンのコピー機を利用する
- チケットぴあを利用する
順番に紹介していきます。
喜楽館の窓口で購入する
まずは喜楽館の窓口から購入する方法です。
こちらは公演前日までに喜楽館の現地に行って購入する方法です。
他の方法だと、手数料がかかってしまいますが窓口販売であれば手数料がかからないというメリットがあります。
ただ喜楽館の近所でないと利用できない方法になります。
タニマチ制度に加入すれば、電話での予約取り置きができ前売料金よりも安い金額(2,000円)で入場することも可能です。(タニマチ制度については下で説明します)
セブンイレブンのコピー機から申し込んで購入
続いてはセブンイレブンのコピー機を利用して、チケットを購入する方法です。
セブンイレブンのマルチコピー機にあるチケットぴあの申し込みページから、Pコード「597-401」を入力して日程や名前などを入力してレジで発券と支払いをする方法です。
こちらは、発券手数料として110円必要になります。
当日料金との差が500円ありますので、発券手数料を支払っても当日購入よりはお得に入場することができます。
チケットぴあから購入する
最後はチケットぴあのサイトから購入する方法です。
こちらはチケットぴあのサイトからPコード「597-410」で検索をして観たい公演を選び購入する方法です。
こちらの場合は、発券手数料330円と郵送の場合は別途郵送料が必要となります。
当日購入との金額差の500円を超える場合がありますので、チケットがすぐに売り切れるような公演でない限りは他の方法を検討してみてもよいと思います。
喜楽館は団体料金もある
喜楽館には、10名以上の入場の場合は、団体料金が適用されます。
- 大人 2,000円(当日の800円引)
- 小・中学生 1,500円(変わらず)
となっていますので、10名以上で行ける場合は当日でもお得に楽しめることができます。
喜楽館のタニマチ制度とは?
喜楽館では、タニマチと称して寄付金を募っています。
タニマチ制度は、1口1万円以上の寄付をすることで、
- 前日までの電話予約で2,000円で入場することのできる名刺を100枚(寄付金5万円以上だと200枚)
- 喜楽館入り口の芳名板に氏名・会社名を記載
- 喜楽館限定日本酒(非売品)がもらえる
- 「喜楽館は私が育てた」とエラそうに言える
という権利があります。
特典は期間限定(2022年3月まで)なので、早めに申し込めばお得に利用できると思います。
まとめ
神戸新開地にできた喜楽館は、昼席でもゆったりと見ることのできる寄席になっています。
文字通り気楽に落語を楽しみたいという人にはうってつけの場所になっていますので、みなさんも一度現地で寄席の空間を楽しんでみてはいかがでしょうか?
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